【剣盾S21 シングル・最終401位(2001)】ザシクレセノラゴン
構築&成績
【成績】
最終順位:401位
レート: 2001
もう一つの使用構築
1つのロムで2つ構築を使いまわしていましたので、もう一つの構築も記事を書いてます。 r855.hatenablog.com構築経緯
もう片方の構築で縮小バトンの裏選出として志摩さん(@V_limeri)が葉桜杯で使用した構築の記事を参考にしていたところ、この構築自体がとても使いやすかったので少し内容を変えてそのまま二つ構築を運用することにしました。
元のコンセプトである初手で荒らし、
のトリル月光乱舞から
に繋げるという動きが完成されていたので、まず取り巻きから調整しました。
は対
要員として外せないので、最初に
は必要な場面は多いものの、個人的に使うのが下手だったので、受け構築に強く出れるようにスカーフ
に変更しました。
を通せない受け構築にも強く出れるように
の持ち物を鉢巻きから珠に変更し、身代わりを覚えさせることで中盤から増えた
をカモれるように変更、後は細かい技構成をその時に多く遭遇するポケモンに対応させながら変更して構築が完成しました。
個体紹介
ゲンガー

特性 | のろわれボディ |
---|---|
持ち物 | きあいのタスキ |
性格 | おくびょう(↑S・↓A) |
実数値 | 135-63-80-182(252)-96(4)-178(252) |
調整意図 |
CSぶっぱ、残りD
|
技構成 |
たたりめ みちづれ さいみんじゅつ |
7世代で最も使ったポケモンだったので、ダイマの環境でもう一度活躍させたくて採用。
主な役割はタスキを盾にしてに対するストッパーと幅広い対面処理ですが、今期は禁伝の相性の問題である程度の並びは切らざるを得ないという問題がありました。
そういった構築に対して道連れでの強引な崩しや、催眠での運任せの突破ができるのも強かった。
受け構築や全体的にSラインが遅めな構築に対しても、初手から催眠術で当てればそのまま突破、外しても催眠を見せておくと早めに殴ってくれるので道連れで最低でも1対1の交換に持ち込みやすくて腐ることもあまりありませんでした。
欠点としてはやはり全体的なSラインが上がっていたことと、優先的に処理したいと
はスカーフが多かったせいでこの2体の上が取れなかったことです。より対面性能を上げる為に「こごえるかぜ」を試しもしましたが、打つと途端に道連れを警戒されるようになるので、この技構成に落ち着きました。
催眠はたくさん打って確率は時期によって良くも悪くも偏りましたが、採用を後悔しない程度には当ててくれたと思います。
があまりにも多かったのでそろそろ特性のふゆうを返してほしいですね。
ファイヤー

特性 | ぎゃくじょう |
---|---|
持ち物 | ラムのみ |
性格 | ひかえめ(↑C・↓A) |
実数値 | 185(156)-81-110-167(252)-145-123(100) |
調整意図 |
C特化 |
技構成 | もえあがるいかり ちょうはつ |
元記事から持ち物をラムに変更した以外はそのまま採用。とある程度のギミックに強い。
最初は高速移動より悪だくみの方がいいんじゃないかと思っていましたが、実際使ってみると高速移動という技が偉く、に受け出した後にSを2段階あげることで、大抵裏にいるスカーフ
やスカーフ
の上を取ることができ、
も上から縛れる状況を作ることができます。
元記事では持ち物が弱点保険でしたが、ラムを持たせることで加速バトンや電磁波、あくびから入る相手に初手高速移動が安定するようになりました。基本的にはぎゃくじょう込みで火力は足りていることが多かったですが、の取り巻き次第では弱点保険がほしい場面も多かったので、持ち物は構築次第。
悪だくみも回復手段もがないので受け構築に出しづらかったり、がいるとほぼ選出ができない点に少し不便さはありましたが、
への安定感から絶対に外せない要員でした。
レジドラゴ

特性 | りゅうのあぎと |
---|---|
持ち物 | こだわりスカーフ |
性格 | せっかち(↑S・↓B) |
実数値 | 275-121(4)-63-152(252)-70-145(252) |
調整意図 |
CSぶっぱ、残りA
|
技構成 | ドラゴンエナジー |
安定して高火力の特殊ドラゴン技を連打できる唯一のポケモンとして、
のような並びを崩すために採用。
基本的に入りには初手で投げて、
と対面すると意外にも4割ぐらいは居座ってくるのでドラゴンエナジーが通れば後は
で殴るだけで勝ち。
に引かれた場合はもう一回
で有利対面を作り、2サイクル目でアームハンマーを受けに来た
当てる。Aに振っておらず、大体の
が食べ残しを持っていたのでここでは落とせませんが、次のサイクルから受けられないのでそのままドラゴンエナジーを連打していれば勝てることがほとんどでした。
※砂下HD特化への参考ダメージ
威力150 ドラゴンエナジー → 37.6 ~ 44.9%
A無振りアームハンマー → 67.6 ~ 81.1%
対受け構築では安定感が高く、それ以外にもの影響かフェアリータイプを切ってる構築が多かったので、選出機会も多く環境が変わるたびにこのポケモンを試していましたがかつてない程活躍してくれました。
欠点としてはやはりに投げられず、スカーフを持たせても
の上を取れないことです。
ウオノラゴン

特性 | がんじょうあご |
---|---|
持ち物 | いのちのたま |
性格 | いじっぱり(↑A・↓C) |
実数値 | 197(252)-156(252)-120-81-101(4)-95 |
調整意図 |
HAぶっぱ、残りD |
技構成 | エラがみ みがわり ねむる |
禁伝より強かったトリルエース。
以下、一つ目の構築のコピペです。
途中まで鉢巻きで運用していましたが、技が打ち分けられないと絡みの受け構築に対して弱く、トリル下でエラがみに対して
で受けに来られると先制エラがみでも確定3発でトリルターンを枯らされてしまいます。

ドラゴン技も欲しい所ですが、候補が拘ってしまう逆鱗と、全く当たらないドラゴンダイブだったのでどちらも採用しませんでした。代わりに身代わりを採用することでトリルのターン調整と、対受けループでのトーチカを回避しつつ身代わりを残せるので受け構築の相手がかなり楽になりました。
途中でちょすいが急に流行り出した時は本当に頭を抱えましたが、徐々に消えてくれたので終盤は変わらずトリルから脳死で殴ってるだけで勝てました。
クレセリア

特性 | ふゆう |
---|---|
持ち物 | オボンのみ |
性格 | のんき(↑B・↓S) |
実数値 | 227(252)-90-189(252)-95-151(4)-81 |
調整意図 |
HBぶっぱ、残りD S0最遅、A個体値は妥協 |
技構成 | でんじは |
トリル月光乱舞要員かつ構築の大黒柱
こちらのを
にコピーされた場合の+2きょじゅうざんをオボン込みで2回確定耐え、A特化
の+3きょじゅうざんを確定耐えするので、基本的に
に後投げします。
技構成は元記事では最初の2つがエナジーボールとリフレクターでしたが、の受け出しに対しては
を合わせる動きを取っていたので、
辺りへの打点としてれいとうビーム、リフレクターは欲しい場面も多かったですが、トリルを貼りたくない時に相手の
の足を奪うために電磁波に変更しました。
ザシアン

特性 | ふとうのけん |
---|---|
持ち物 | くちたけん |
性格 | わんぱく(↑D・↓C) |
実数値 | 199(252)-196(44)-142(52)-90-154(148)-170(12) |
調整意図 |
Hぶっぱ
|
技構成 | きょじゅうざん じゃれつく ほのおのキバ |
元記事の調整のまま、技構成をインファイト、でんこうせっか → ほのおのキバ、つるぎのまいに変更
ほのおのキバは良く後投げされたへの打点として、つるぎのまいは耐久振りを盾に強引な崩しを狙うために採用しました。
耐久に振っていることと月光乱舞前提であることから初手に投げて雑に居座れるのが強みでした。特に初手にを合わせられることが多かったですが、8割方とんぼがえりを押される中でも地震が来たとしても耐えるという安心感がありました。
選出パターン
・初手で荒らしてからトリル+三日月の舞で詰める基本選出



・トリルができないとき



・VSダイナ入り受け構築




・VSイベル入り受け構築





・VS黒バド



・構築相性悪い時



厳しい相手・並び
誰も対面で勝てない
虫技持ちに蝶の舞詰まれると終わり
並びもきついけど、そもそも
が無理
最後に
シーズン序盤にこの構築の軸になった構築記事を投稿した志摩さんに感謝しかありません。どれも個性的で強い構築の記事を出してくれています。
blog.livedoor.jp
こっちは使っていた自分のもう一つの構築記事です。