【剣盾S5 ダブル最終75位】 パッチルドン軸トリル全一
構築&成績
本ロムは300戦近く潜って214位でした
構築経緯
今シーズンは終了まで潜れたので最終2桁を目指そうと思い、個人的に使い勝手が良かったトリックルーム軸の構築を組むことにした。 そこで、以前から流行していた の並びや、依然として環境に蔓延る に強く、トリックルームと相性が良さそうなをエースに決定。
が苦手な に対してはが強く出れるので、相性補完が良いこの2体をダイマックスエースをとして、トリックルームに特化した構築にした。
個体紹介
パッチルドン
特性 | せいでんき |
---|---|
持ち物 | じゃくてんほけん |
性格 | ゆうかん(ミント使用) |
実数値 | 197(252)-167(252)-111(4)-110-100-54 |
技構成 | でんげきくちばし つららおとし じだんだ まもる |
構築のエース。
物理型の電気タイプ・鈍足・高めの耐久という求めていた要素を全部兼ね備えていた。後述の の「じだんだ」を使って「じゃくてんほけん」を発動させて戦うのが基本。苦手な相手にも「ダイアース」で押し切れることが多いので、無理やり選出することも多く、エースに相応しい活躍をしてくれた。
A2段階上昇の先制「でんげきくちばし」が「オーロラベール」下のH252 に89.8%〜105.9%入り、基本的には後投げするので、何かしら攻撃して置くと確定で落とせる。
H252ダイマックス に対してはA2段階上昇していれば、「ダイサンダー」でも確定1発が取れる。
メイン・サブで450戦以上潜ったが、一度も遭遇しなかったのが不思議なぐらいには強かった。
ミロカロス
特性 | かちき |
---|---|
持ち物 | とつげきチョッキ |
性格 | れいせい |
実数値 | 199(228)-65-103(28)-167(252)-145-77 |
技構成 | だくりゅう マッドショット チャームボイス |
2対目のダイマエース、調整はINC上位のをそのまま真似したが、持ち物を珠→チョッキに変更したので、HCの方が良かったかもしれない。
が苦手な相手に明確に強く、「チョッキ」+「ダイアース」で特殊受けに対して要塞化もできる。
と並べることで、の弱点の「ダイアーク」「ダイホロウ」を打たれるとの「かちき」が発動するので、安定した強さを誇ってくれた。
サマヨール
特性 | おみとおし |
---|---|
持ち物 | しんかのきせき |
性格 | のんき |
実数値 | 147(252)-75-178(92)-65-171(164)-27 |
技構成 | いたみわけ じならし |
トリックルーム始動要因のはずが、コンセプトが丸見えの構築+使う人も多い為か、徹底して対策されていた。ほとんどが1ターン目で「ちょうはつ」が飛んでくるか、集中攻撃で倒されてしまうので、1ターン目は横のが「トリックルーム」を使い、は「ナイトヘッド」を打つ動きで安定して試合を運べるようになった。
対策されようが強いことには変わりはなく、選出は9割り超えでダントツの1位だった。
シャンデラ
特性 | もらいび |
---|---|
持ち物 | きあいのタスキ |
性格 | れいせい |
実数値 | 167(252)-60-111(4)-216(252)-110-76 |
技構成 | ねっぷう |
構築に最後に組み込んだポケモン。元々はこの枠でを使っていたが、火力不足に悩み変更したところ、構築単位で重かったに強く、不足していたへの打点として草技もあり、足りなかったところを補ってくれて、構築が完成した。
基本的には初手でをおとりに「トリックルーム」をした後、雑に高火力を押し付けていたが、相手によっては後発からトリルエースとして、ダイマックスを切っても切らなくても強く、かなり使い勝手が良かった。
ニンフィア
特性 | フェアリースキン |
---|---|
持ち物 | こだわりメガネ |
性格 | れいせい |
実数値 | 202(252)-70-86(4)-178(252)-150-58 |
技構成 | マジカルフレイム |
脳死高火力枠、迷った時はとりあえず選出して、「ハイパーボイス」を連打してるだけで強い。合計与ダメージは間違いなく1位。
相手のが重い時はダイマックスを切ることも想定して動く必要があり、「あくび」を使われた時も同様にミストフィールドを貼る為にダイマックスを切っていた。
ナットレイ
特性 | てつのトゲ |
---|---|
持ち物 | オッカのみ |
性格 | ゆうかん |
実数値 | 181(252)-160(252)-174-74-137(4)-22 |
技構成 | ジャイロボール はたきおとす ボディプレス |
雨を降らせると相性が良い。 晴構築にトリル対策としてが入っていることが多く、大抵がも出てきていた為この2体の対策として選出していたが、晴構築相手でも活躍してくれた。
選出
基本選出
+ or + or
初手でが「トリックルーム」を展開することがバレバレで、相手も阻止しにくるという前提で最初の技選択をする必要がある。完全に「トリックルーム」に依存した構築なので、最初のターンが一番重要とも言える。
実際思わぬところから「ちょうはつ」が飛んでくることが多かったので、相手が2体とも「ちょうはつ」を覚えず、1ターン目でが倒されないと確信できる場合以外は全てで「トリックルーム」を展開することにしていた。
「トリックルーム」を展開できれば、相手が「まもる」「ダイウォール」で時間稼ぎをしてくることに注意しながら、ひたすら高火力技を押しつける。どうしても長引きそうな時は、の「ダイアース」、の「ダイスチル」で耐久を上げて、「トリックルーム」終了後も戦えるようにして置く。
例外的な立ち回り トリル同時押し
例外としてで同時に「トリックルーム」を選択していたパターン
vs
有名な並びかどうかは分からないが、最終日にだけやたらと遭遇した。
シャドーボール+ダメおしが飛んでくる、どっちに来るかは半々ぐらいで、耐えることはないので途中から同時押しに切り替えた
vs or
「ねむりごな」がどちらかに飛んでくるか、に集中攻撃で落とされるので同時押し。
今シーズン一度も「ねむりごな」を避けなかったので問題はなかったが、運がいい人は読み合いを挑んだ方がいいかもしれない。
基本的に眠らされても、「トリックルーム」が展開できればそこまで影響はなかったので、初手「ねむりごな」の対策はしていない。他にもの「おみとおし」から動きを判断して、確実にこちらの一体が落とされるか行動を縛られると確信した場合は同時に押すようにしていた。
最後に
今季は初めて最終日朝まで潜れる機会があったので、なんとかして目標の最終2桁を達成したかった。
ダブルバトル自体はシーズン3の後半から始めた初心者なので、立ち回りが難しい構築よりも、基本選出の完成度を高めた奇襲型の戦術にしたのが功を奏して最終2桁を達成することができた。 今季でパッチルドンにかなり愛着が湧いたのでみなさんも是非使ってみてください。